ネーム地獄を乗り越えて
生還いたしました。
ネーム2本を連チャンでやっつけた
わけですが特に1本目がキツくて
へろっへろになった直後に
もう1本なんとか終わらせて
もう今は正直
「もう2度とネーム×2なんか
やらんぞ…この世の地獄かよ…」という気分です。
はぁ…ボツればただのムダ働きになるという虚しさに
加えてこの疲労…労災認定しろ…!
さてひとまず生還は生還。
9月の映画鑑賞記録の続きをやります。
み、短めにやろう。
つかれが。
■4本目
『行き止まりの世界に生まれて』
ドキュメンタリー映画です。
アカデミー賞にもノミネートされています。
かつて栄えていた産業が衰退し、アメリカの繁栄から
取り残された「ラストベルト(錆びついた工業地帯)」に
位置するイリノイ州ロックフォードで生まれ育った
3人の若者がなんとかもがいて生きていく12年間を描く。

予告の時点で号泣してしまい
絶対観ようと決めていた映画ですが
本編もすばらしかったです。
3人の若者のうち画像の真ん中の
ビン・リューさんが監督。

貧困や家庭内暴力を抱えながら
スケボーに熱中し、
将来をどう切り開いていこうかと
もがく姿を真摯に捉えた映画でした。
スケボーですべっていくシーンは
どれも美しくて泣けてきてしまい
オープニングから号泣してしまいました。

今までは話し合うことがなかった
親からの虐待や金銭問題、
将来のことなどを少しずつ語り合います。
画像のキアーはビンに
「この映画(の撮影)のこと
どう思う?」と聞かれて
「無料のセラピーかな」と答えていましたが、
まさにそんな感じで
心の奥に秘めていた感情が
それぞれ剥き出しになった後で
修復していくような映画でした。

最後はそれぞれが
自分の道を見つけて進んでいく
希望のある終わり方で
本当によかったです。
ビン監督のこれからにも期待…!
■5本目
『
鵞鳥湖の夜』

ラジオの課題映画だったので観ました。
2019年の中国・フランス合作映画。
中国社会の底辺で生きる人間たちの
現実を描いたノワールサスペンス。
ギャングたちの縄張り争いの激化が
原因で起こった殺人事件を発端に―。
といった物語。

デジアオ・イーナン監督の前作
『薄氷の殺人』も観ておらず、どんな作品なのか
さっぱり知らないまま観て
「??なんだろ?これは???」
となった作品でした。

正直なところ感想をどう書いたら
いいのかわからなくてですね。
えーと。
ラジオで他の方の感想が聞けますので、
コチラをオススメして終わろうかな…!!
(聞いていないのでわからないけど
たぶん私はあまりしゃべっていません。
ほんとによくわからなかった)
ネタバレなしの感想もはじめにありますので
ご参照ください~。
■Podcast→
どいらじ
■6本目
『マティアス&マキシム』
グザヴィエ・ドラン監督、主演作品。
2019年のカナダ映画。
カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。
友情と恋心の狭間で揺れる青年2人の
葛藤を描いた青春ラブストーリー。

はいこれ最高でした。
わたしはドラン監督作とは相性がいいようです。
めちゃくちゃに好みの作品で。
本当に隅々まで丁寧で心をわしづかみ…!
されました。
なんという才能の塊。
あいかわらず演技もすばらしかった…。
(ドランをドランと知らずに観て
演技に惚れた『ある少年の告白』の感想は
→
コチラ)

20年来の幼なじみで親友の
青年2人がとあることをきっかけに
お互いの愛情に気が付いてしまい
ただひたすら悩む映画です。
監督はこれを
「普遍的な愛の物語だ」と語っていたんですが、
その通りで自分の中にある愛
(きっかけの出来事で生まれたというより
明らかにもとからあった愛情)に
戸惑う姿を丁寧に追う物語でした。

マキシムの家族シーンは
イタくてイタくて泣いてしまい
とにかく早く幸せになってくれと
お願いしながらの鑑賞となりました。
心が優しい人が傷つくのを見るのが
とてもしんどい。

こんなに悩み倒す映画なかなか
ないほど悩み倒すのですが、
その間ですごく細かい心の揺れが
ちゃんと見えて感動します。
あとバリバリのZ世代、リベットの妹が
とてもよかった。片腕をちょっと曲げて
モデル立ちしながらしゃべるのがかわいい。
金持ち母とおばさんたちのおしゃべりとか
水をこぼすタイミングも最高だし、
とにかくキャラクターの描き方が
素晴らしい。
監督…こんなに若いのに…
なんでこんなに描けるの…。
とりあえずドラン監督作品を
あさっていこうと思います。
たぶん今年の自分的ベストに
食い込んでくるだろう作品でした。
また観たいな…。
はい、9月は以上です。
図書館サイコー!
Z世代サイコー!
ドキュメンタリーサイコー!
ドランサイコー!いや~いい作品たくさんでした。
豊作だった…。
10月もぼちぼちいいテンポで
鑑賞できています。
まだクリティカルヒットはなし。
後半に期待。
1本地獄のような鑑賞をしました。
また10月ので書きます。
この先は
『プレゼント・ラフター』
『博士と狂人』
を観る予定です。
余裕があれば『キーパー』も。
ではまた10月が終わった頃に~。
ではここからはいつもの
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紙本の通販、
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