読み終わった本について書こうと思いましたが、
その前にひとつ、どうでもいい、でもちょっと関係のある話を。
先日の北鎌倉散策のあと、
「なんか、忘れてる気がするよなぁ……」と、ぼんやり思っていたんですが、それがなにかやっとわかった。
という話、なんですが。
何がわかったかというと、お邪魔したお寺の
円覚寺と
建長寺、
コチラのお寺ズには個人的に絶対見ておくべきものがあったのにそれをすっかり
忘れ去っていたーーーーーー!!!!!!ということです…。
とほほ…。
見ておくべきもの、というのは、両お寺の境内にある、とある古い木です。

コチラは建長寺の公式サイトから拝借した写真。
(わたしは神社仏閣では写真を撮らないので写真がなかった…)
左側に大きな木が見えると思うんですが、コチラが
見ておくべきだった古木です。
ビャクシン、という名前で、建長寺のものはたしか樹齢750年とかだったか?
写真ではわかりづらいですが、めちゃくちゃ大きいです。
で、この「ビャクシン」自体は種類がたくさんあってさほど珍しくもないそうなんですが、
両お寺の古木はその種類の中でも古くて日本で現存しているものが少ないとか。
で、なんでこの木に注目しておかないといけなかったかというと、
この珍しい種類の木が、
毛利元就の墓所にもあるからですーーーーーー!!!!!!
しまったぁぁぁーー!前にコレをどこかで読んで、
「へー鎌倉にあるんだ、それならすぐ行けるわな」
とか思ってたんだったぁぁぁーーーー!!!!!
ちなみに、元就の墓所の木は今では枯れて白い幹が隣の木に支えられて
立っている状態なのだそうです。現地では木の名前は
「針伊吹(ハリイブキ)」。
いつか、ちゃんと見に行こう…。
(墓所は広島県安芸の郡山にあります)
きちんと葉っぱの形まで観察するべき木でしたが、
「でかーーい。立派ーーー。さわりたーーーい」と感動するだけして通り過ぎて
しまっておりました。
悶絶…。(両者とも幹の周りは柵でかこってあってさわれない)
また…行きます…。
前置きが長くなってしまいました……。
読み終わった本は、永井路子さんの
『元就、そして女たち』という本です。
どえらい、素晴らしい本でした。

永井路子さんというと、1997年に放送された毛利元就の大河ドラマの原作となった
小説も書かれておられます。
それはコチラ。
『山霧-毛利元就の妻-』
これもいい小説でした…。
(「元就、そして女たち」は小説ではありません)
本について書こうと思ったのに前置きを書くだけで疲れていまいました…。
ほ、本についてはまた次回とします…。あああ。すみません。
しかし永井先生の本はすごく読みやすくて、かつ内容も読みごたえがあって、
その上、文章も美しくてとても好きです。
きちんと感想を書きたいので、近日中に書きます…!!