仕事のお話です。
先日3月26日発売のまんがタイムオリジナルに、
『美軍師張良』の3話目を掲載していただきました。

よろしくお願いします。
今回は、旅路の途中ということで、側近に1名加わり、
とはいえ話自体はそんなに進んでいません。
もっとチャキチャキ進んでいきたいところなんですが、
やっぱり当時の旅というのがけっこう命がけレベルだったり、
生まれた土地から離れるというのはあまりなかった、とも聞くので、
ガッタガタ揺れる馬車でえっちら移動したり、野宿したり、
故郷を遠く離れたり、という過程が欲しくてこのようになりました。
張良はおぼっちゃんですし、身体も弱いし、旅なんてそれは大変だった
だろうなと思います。
(強固な精神力の持ち主なので弱音は吐きそうにないですが。笑)
関係ないけど、モーツァルトも馬車であっちこっち親父に引きずりまわされて
身体を壊したんじゃないかとも聞くし…。
あ、それと、兵馬俑にある馬車などからの推測ですが、この当時の馬車は
小さくて、御者も乗ってる人も立って乗るみたいなんです。
余計に体力を使う…。
始皇帝の専用車はお部屋を引いているので中で休める感じでしたが。(それでも狭く見えたけど)

こちらは宣伝用に描いた絵。
「張来来!」は、
三国志の張遼(ちょうりょう)のことです。
(これホントは「張来張来!」なんですが、描いた時点で間違っておりまして、
描き直すのが面倒でこのまま載せてしまいました)
「張遼が来るぞ!」というと子どもが泣き止むという説話があるそうで、
江東の子どもが、っことだったと思うので、合肥の戦いあたりで無双状態だった
とこから来てる話でしょうか?ほぼ鬼扱いですね。
ま、三国志の話は置いておきまして…。
美軍師張良は、次回も4話が掲載予定です。
おハガキ出してくださったり、ツイッターなどで応援していただきまして本当に
ありがとうございます!!!
読んで頂いたみなさまのおかげです!!!
まだどこまで続くかはまだわからないのですが、描ける間は精一杯がんばります!
次回は、街に入ってこれからの相談や、
とある人物が登場したりします!
また次回もよろしくお願いします!!
さて、宮城谷せんせいの
『楚漢名臣列伝』を読み進めているのですが、
思ったことがひとつ…。
「み、宮城谷せんせいは、韓信のことが、あまりお好きではないようだ…」ということでした。
「狡猾な」と表現されていたりして、「あ、そ、そんな…!」とショックをうけた次第…。
やっぱり人によって受け止め方が違うものだと考えさせられます。
でも、そこがまた面白いんですが。
劉邦もそうですが、韓信も、
「天命」という言葉がよく似合います。
まったくそのためだけに生まれてきたような人だなーと、読んでいて改めて思いました。
いや~いろいろ読むと脳がリフレッシュするなぁ。楽しいです。
まだ読み終わってないので、先も楽しみ。曹参の項を早く読みたい。