観にいくタイミングがないよ…と泣いていたら急に仕事がキャンセルになり、
時間ができたので家を飛び出し観てきました!
ジャッキーが40周年でもあるという超・大型映画!
『ドラゴン・ブレイド』
いや~面白かったです!!!
映画はいつも「話が面白そうだから観る」のですが、いくつか例外もあって、
たとえばジャッキーやドニー兄貴の映画は、
「無条件で観にいく。時間が許すかぎり劇場で全部観る」部類であり、脚本がどうの、あそこおかしくね?がどうの、
しのごの言わずに人を観るんだ!
なのですが、いや~面白かったな~いいお話でしたよ!!!
うおーー盛り上がるーー!アガルなーー!
という感じで、帰りの足取りも軽かった。
※内容にはあまり触れないようにしますが、ネタバレの危険性も多少あります。
ざっというと、
「人種、部族をこえた、漢(おとこ)たちの友情物語!」といった感じ。
まずは有名どこの西洋からいらっしゃったお2人ですが。
ジョン・キューザックは、ローマ軍の将軍。
いろいろあってジャッキーと出会いますが、この2人の友情よかったですね。
やっぱり前半のあの15日間の楽しさというのは、わくわくウキウキが止まらない!
史実的なことは知りませんが、いい建築お祭りでした。

ジョン・キューザックの将軍ぶりには惚れぼれ。こんなに貫禄でるとは思ってなかった。
無言で目配せするシーンが多くて、よくジャッキーと目で合図しているのですが、
いい顔してたな~。よかったな~。
エイドリアン・ブロディは悪役。
あいかわらず根の暗い目をさせたら一級品のブロディ。いい味だしてました。
あと強かったな~。圧倒的にでかかった。
ブロディはかなり好きな俳優さんなので、ひいき目で見てしまいますが、
いや~よかった~。かっこよかった~。
なんだかんだ悪として筋は通った奴でしたので、憎みきれない感じもあったり。

さて、
ジャッキーについては。
素晴らしい!!素晴らしかったーーーー!!!!!!
ジャッキーらしいコミカルな格闘や演技で笑わせてもらった後には、
大勢の乱闘シーンから、2階の窓から降りるシーンもカンフー映画ぽかったし、
稽古シーンもよかったし、キューザックとの友情シーンとか、ローマ軍との友情
シーンとか、あと部下に慕われてる隊長っぷりもよかったな~!
盛りだくさんでした!ジャッキー盛り!
ほんとに満足です。おなかいっぱい。

映画全体は友情物語と戦争と。
地道に戦ってゆく姿をいい画で見せていただきました。
監督の
ダニエル・リーさんの作品は、ドニー兄貴のを少しだけ見たことがあって、
「重厚ないい画を撮る人だなー」と思っていたので画面には期待していたのですが、
よかったー!!
あと金のかけ方がハンパじゃない!!(その分、リアルないい画でした)
さすが最強制作費!!
(これは余談。
中国の時代ものには「怪奇な、説明のつかないパワーを秘めたもの」が出てくる
ことがよくあるのですが、今回のを観ていて、「どうしよう、あの霍去病/かくきょへい、
の鎧になにかパワーがあってジャッキーがそれを着て黄金色に輝きながら敵兵を
なぎ倒していったらどうしよう…」と一瞬思ってしまったのですが、それは杞憂でした。
よかった。そういうのがダメなのではなくて、そういうので解決してはいけない映画だった)

多国籍軍。隊長はジャッキー。みんないい奴らでした。がんばったな!
ほかにもいろいろあります。
建築資材攻撃!とか、
歌いだした!いい歌ですね!とか、
ブロディのさ、そのキューザックへの偏執はいったいどうしたの?とか、
全員集合のかっこよさ!とか。
あとは、ローマの人たちの望郷シーン。いいですね。普遍的なテーマで。
ひねくれた私のような人間には、恥ずかしい…となってしまう一直線な感情だだもれ
シーンなども、熱い友情シーンなので、きっとお楽しみいただけるはず!
とにかくオススメの作品です。
わたしは字幕で見ましたが、これは作中で中国語と英語が飛び交い、
ジャッキーが通訳したりするシーンもあったりするので、字幕をオススメいたします。
その方が、
言葉が通じなくても心はひとつ!みたいなところを実感できるような気がします。
あー…もっかい観たい…。
ほんとよかったです。ジャッキーが元気でほんとうによかった。
そういえば、
サモハン兄貴の息子さんもいらっしゃった。
3男さんだとか。顔は似てませんので、そのつもりで観ないとわかりません。笑