えーすでに仕事の下描きに遅れがでる状態でありながら、
しかし見てしまった以上は!
燃え上がってしまった以上は!
このまま眠れるかーー!!
ということで。
『葉問(イップ・マン)序章』
『葉問(イップ・マン)』
あわせて見ました。
ごはん食べながら、溜まってたシャツにアイロンかけながら、
「師匠!師匠ーーー!!」
とか、叫びながら。
しかしこんな美しいアクション映画を見ずに生きてきたとは…!!
損したーーー!!劇場で見たかったーーーー!!
ハマっております。最高によかった。ああ、もう、ほんとに、よかったぜ…。
葉問(イップ・マン)シリーズは実は他にも、『誕生』と『最終章』があるようなのですが、
私は主演のドニー兄貴に恋をしているので、ひとまず上の2本は置いておきます。
(別の方が主演作だから)
では、まずこちら。
『葉問(イップ・マン)序章』

きました~詠春拳!!(打ち込んですぐ変換されたことに感動)
先日の日記に貼り付けた動画はこちらの序章のものですね。
舞台は1930年代の中国。
ここで、ギクリとするのが、日中戦争時か…ということで。
で、ジャケットを見た時にわかってはいたのですが、日本軍が最終的な相手になる
映画なのでした。ある程度の覚悟はして見るか…と身構えつつ。
しっかしとにかくアクションシーンは最高でした!
もう冒頭のリュウ師匠との手合わせのシーンで、あんまり美しいので、
「綺麗やなーうわ、綺麗やな!いや!師匠!今のとこもう1回!!」
↑(イップ・マンは劇中でたいてい「イップ師匠」と呼ばれているので、
私の呼び方もこうなる)
繰り返しすぎてなかなか進まなかったり。
ほんとよかったなぁ…日本軍10人相手に容赦ない戦闘、のシーンもすごかった…。
いつもは寸止めしていたり手加減しているイップ・マンが本気でやったらどうなるか。
「こ、こうなるんやな…」
と、息を飲みました。いや、すごいのなんの。瞬時に相手の戦闘能力を奪います。
か、かっこいい……。うぐぐ…。
作中には、日本軍に虐げられるシーンや、まさにステレオタイプの嫌な軍人キャラや、
もろもろが出てくるので、見ている時すでに胃を悪くしていた私は、
「えーん、師匠ー、胃が気持ち悪いよー。えーん」
泣き言を言いながら見ました。
正直、後半はとても辛かった。
反日テイストどうこうということは、もう置いておきます。描写の仕方とか。
もっと狭い話をしようかと思います。
この映画を見ていると、イップ師匠および、その周りの武術家を好きになります。
だってみんなかわいいから。
で、そのうち、アクション監督を務めるサモ・ハン兄貴や、もちろん監督や、そのほか、
この映画に携わった人達みなさまを好きになります。
なんて素敵なものを作るんだろう。
で!
ここで問題が!
しかし日本軍のこの描かれ方…!!私は好きな人たちから嫌われているのではないのか!?
そういう思いで気が重くなる、という。
そんな感じでした。
三角絞めさん、の素晴らしい表現を引用させて頂くと。
『自分の親のせいで大好きな女の子に嫌われてしまった気分』
いやまさしくそんな感じ!!悲しい……。
とはいえ!!
やっぱりアクションは最高!それにキャラクターがかわいくてみんな素敵。
ストーリーも、いいですよ。
胸の真ん中に真っ黒いものを押し込まれたような気持ちにはなりますが、
イップ師匠が悩んだり、まわりの人と関わっていく過程で、また武術への思いを
新たにしたり、とにかくみんないい人達でした。
あとやっぱり、イップ師匠と木人椿!!

この、黙々と木人椿に向かっている姿はぐっとくるなー…!!
うぐぐ!燃えるー…!
加えて!
『葉問(イップ・マン)』

さて、こちらでは写真のとおり、前作でアクション監督をされていた
(もちろん今作でもですが)
サモ・ハン兄貴が出演されています!!!イエー!素晴らしい!
この2人の円卓上でのアクションは……
やばい。ほんとにすごい。時間がなくて繰り返し見てませんが、明日の朝に
朝ごはんと共に鑑賞します!これは決定事項だ!!
サモ・ハン・キンポー兄貴というと、日本ではジャッキー映画に出ていたコミカルな
印象が強いですが、なんのその。
イギリス人ボクサーとの戦いでの「中国拳法のため…」のシーンの目!!あの目!
うう!兄貴ー!
あ、そうそう。こちらの作品では時代と舞台が変わります。
えーたしか、1950年くらいか。舞台は香港です。話は前作から続いています。
上にイギリス人と書いてしまいましたが、そう!今度はイギリス人だ!
(なんだかんだ私にとっては痛手。笑)
香港はイギリスの統治下にある時代です。(つか、ずっとそうでしたね。返還が97年)
この映画では、イップ師匠の異種格闘技戦が見られます。
いやー、小生意気な顔した可愛い弟子とかできちゃって、相変わらずまわりの人達が
みんな可愛らしい。愛さずにはいられんな!そんな感じ。これも…師匠の人徳か?
こちらでは前作と違ったアクションも見られます。
楽しい~!
小さなシーンですが、私はイップ師匠とサモ・ハン師匠の連続技でリングの端に
イギリスボクサーが追いやられる一瞬のシーンが大好き。
あ!2人の連続技だ!きゃっ!
てなもんですよ。
あー……面白かった…。
こちらのストーリーはいたってシンプルです。
しかしその分キャラクターの掘り下げが丁寧で、師匠をますます愛してしまいますね。
シンプルながらもちゃんと燃え上がる流れになってるし、
なんにしたってあんなアクションを随所で見られるんじゃ何も言えないよ!!
ここでも、三角絞めさん、の素敵なお言葉を引用。
『この映画のストーリーを「ありきたりですな(ワラ」なんてしたり顔で言う奴は呪われよ!』
いや~いいカンフー映画だった。
ほんと、アクション好きならこれは見ておかないと!ですね!
そして、すでにこの作品を作ったのと同じメンバーが集結している過去作品、
『SPL/狼よ静かに死ね』
は、見ることが決定致しました!!
ヒュー!
楽しみだな!!
最後に。
私の好きなアゲアゲ動画をひとつ。
まったく戦国無双は(新作は知らんけど)、シナリオは2が最高だったな!
3だか4だかで真キャラどかっと増やしてわけのわからんホモシナリオ作った上に、
私の中の最強タッグであった石田三成と島左近の関係性が薄れるとは!
どういうことやねん…!!!その三成と清正だかのホモシナリオいらねーんだよ!!
この、この左近との熱い主従関係が大事だろう!
え!?ちがうの!?私だけ!?(←カッとなりすぎてよくわからなくなってきている)
(あと制作チームがちがうのわかるけどシステムも三国の方がいいんだよなぁ…)
2は、とにかくシナリオが男くさかったです。そこがよかった!
(お市のトンデモ恋愛は置いておきましてー)
まさに2の主役といってもいいのではないかと個人的に思う孫市とか最高だった。
「孫、孫」
と呼んで愛しました。鉄砲とかまじ使いにくい武器だったけど…。
秀吉とじゃれあう動き方とか最高にかわいかったですね!
いや~久しぶりに戦場に出たい気分!
『項羽と劉邦』もゲームにならんかな!韓信のレベルをMAXにする!!