本日、朝もはよから人間ドックに行ってきました。
結果だけいうと、特に異常はありませんでした。
昨年からしょっちゅうドカンと体調を崩していたのは、
完全なる不摂生…とか、疲労…とか。
のせいだとわかりました。
いやしかし、何事もなくてよかった。
ウォーキングとか続けて鋼の肉体を目指します。
さて人生初・人間ドックでしたが、
なにがしんどかったって待ち時間が長ぇのが1番しんどかった…
そんな感じでした。いやでも…胃バリウムもしんどかったな…。
病院での受付時間は8時30分~9時。
早いなぁ…。
受付に行くと、お姉さんの流れるような説明を、
絶食絶飲が効いてふわふわした頭で見事に聞き流してしまう。
(よくない)
なんとなく、「き、着替えるようだ…」と促されて更衣室へ。
その後、もろもろの検査がつづきます。
検査⇒待ち時間⇒検査、をえんえん続けます。
各種、看護師さんや女医さんの流れるような説明を、
「???」
あいかわらずふわふわと聞きながらぐずぐずと検査を続けます。
視力検査では、「方向を言ってくださいねー」とお姉さんは言うけれども、
まったくなにも見えないので、うじゃじゃ、となっているどこのことを
言っているのかわからず。素直に…
「わ、わかりません…」
裸眼検査ではこれしか言いませんでした。笑
(メガネをかけたら見えた)
エコー検査では、お腹に機械をぐりぐりされるんですが、
私はくすぐったがりなので、笑いをこらえるのに忙しく、
口元をニヤニヤさせてしまい気持ち悪い結果に。
心電図検査では、無防備なかっこうで寝かされ、
ペタペタ機械を体に貼られ、あまりの無防備さに無力感がすごくて、
「ああ…体を実験されるスーパーヒーローとかって、
こんな気持ちなんかなぁ…かわいそうになぁ…」
と、変なことを考えました。
そして軽い不整脈も見つかる。不整脈は自覚あったんで平気です。
(軽くて再検査もなしだし)
献血時には、針が刺さってる腕を見まいとしていたら、
目の前に赤い液体の入ったケースがゴロリ、ゴロリ、と出てきて
「………あ、これワシの血か!」
気がつくのに時間がかかったり。
ごはん食べてないのでエネルギー不足で脳みそが働きません。
最大の難関は、なんといっても胃バリウム検査!
いや~~~しんどかったです!
発砲剤?だかなんだか、胃をふくらませるための粉をはじめに
飲みます。すっぱいラムネのような味。
「あ、味はうまいね」
とか思ってるうちに膨らむ胃!!!
「お、え?うげげ」
お次はバリウムです。
この時点で、どう動くのかわからない機械に足をそろえて
立たされており、
「どうなってしまうのん??」
と不安だというのに、技師のお姉さんに、
『バリウムを飲みましょう~大きく2口~ごくごく~ごくごく~』
(技師の方は隣の部屋にいるのでマイクでしゃべっている)
明るい声音ですが、やっぱ有無を言わせない感じが出ていて、
命令に従います。
ネットで調べ上げていたので、<少しづつ飲むと余計に苦しい、ぐっと
多めに飲みましょう!>とのアドバイスどおり、なんとかごくごく。
「あ、味はそんなに悪くない…」
ふと油断しますが。
試練は続く。体を少しだけ傾けます。
『ではまたバリウムを飲みましょう~大きく2口~ごくごく~ごくごく~』
「ひ、ひぇぇ~~猶予がない!」
この間も膨らむ胃と格闘しながら、バリウムを飲みます。
最後の、
『では残りを全部飲み干してください~ごくごく~』
これがしんどかった…軽く気持ち悪くなりかけました。
「ぐ、ぐるじい…き、きもちわるい…」
とはいえ、なんとか飲み干すと、検査の本番はここからだっていうのでした。
もうこの時点で全部おわらせた気でいたのに!!
ついに、機械が動き始めます。
正直、どう動いてるのかとか考える余裕はありません。
『はい、少し右向いてくださ~い、もう少し右、はいそこです。大きく息を吸って~』
などなど、ひっきりなしに飛んでくる指令に答えるのに必死で、
ちょっとパニクりつつ横を向いたり、
『右向きに2回転~』
「か…回転?この、寝転がったまま回転するの?まじで?
間違いやったらどないしよ、めちゃマヌケやで…」
とか忙しく考えながら、せまい機材の上でごろごろと動き回ります。
すると、隣の部屋から技師のお姉さんが出てきました。
お、終わった!終わったんですね!
もうぼちぼち限界で…
「胃のふくらみが足りないみたいなので、もう少し発砲剤のんで頂きますね」
そんなご無体な…!!!神よ…!
発砲剤、追加!
うぎげげげ。(ただ水で飲んだのが救い)
目を白黒させながら、なんとか検査は終わりました。
技師のお兄さんとお姉さんはとてもいい方たちでした。
動く機械にしがみついて、逆さになりかけた時はひやひやしました。
その後、待合室に戻るのですが、行きは先導してくれたお姉さんが
帰り道ではいません。
「案内の札を見ながら、戻ってくださいね」
と、言われはしましたが、私は極度の方向オンチなので、
いったん部屋とかに入ってしまうと方向感覚がゼロにリセットされて、
どこから来たかわからなくなるので。
人間ドックと関係のない、病院職員のお兄さんに道を聞く。
にこやかに教えていただく。みんないい人だな…。
その後、ごはんを食べたり、下剤を飲んだり、
おそらく下剤のせいで脈拍があがり、
「だ~~きたか~~」とぐったりしたりしました。
(胃腸関係の薬を飲むと、なぜか脈拍があがってしまうようです)
そんなこんなで、人生初・人間ドックは終わりました。
ぐったり……。
それでも、軽いコースだったので、みっちりやるにはまだまだ検査はたくさん
あるようです。でも、今は、これで良し、です。
胃が1番心配だったし。
ということで、健康が確認されたところで、
もう少し体力の回復を待ったら、『兵馬俑展』に望みたいと思います!!
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