朝ごはんはいつもバナナとヨーグルトなのですが、
いつも買っているバナナが売り切れていたので仕方なく
ちょい高めのを買ったら案の定、ものすごく甘くて、
甘すぎる果物が苦手な身としては(メロンとか苦手)
ああ、あの安くて味のうすい(褒めてます)バナナがいいんだよな…
と、辛い気持ちになりました。
そんなことはどうでもいい。
昨日からネットの調子が悪くて、実はこの記事も三分の二くらい
書いたところでいきなり落ちてしまいデータも消えてしまい、
「Shit!〇〇〇〇××!!△△〇〇!!!」と、暴言を吐いて書くのをやめてしまったのですが。
とはいえ22話後半をふっとばすわけにもいかないので、
なんとかやります。
ただ心がくじけたので、ちょー省略版でやります。すみません。
前半は、范増(はんぞう)の初登場、
トラブルメーカー雍歯(ようし)に、またトラブルの予感、などがありました。
では、後半です。

道をゆく項羽(こうう)を見かけた范増は、「天下を平定する策がある」と話しかけるが
「年寄りのざれごとだな」とか言われて金袋を投げられてしまう。

おうちに帰った項羽が、項梁(こうりょう)おじさんに、「変な老人に会った」と話すと
人を集めることに余念がないおじさんは目をギラつかせて、
(理由はわからんけど)その老人すごいんちゃうか?と考える。

もちろんおじさんに老人のところへお使いに行かされる項羽。
えらいキレイなところにお住まいだ。

交渉、調停、お使いといえばこのひと、項伯(こうはく)おじさんも一緒に来た。
まずはおじさんが中に入って挨拶。
「范増さまは、まれにみる賢者とか♡」 伯おじさんは人あたりが良い。

伯おじさんが若輩者の無礼を謝ったりして、そのあと項羽も中へ。
「先生、先日の無礼をお許しください」
コイツはかしこまっていてもキレたら全部を忘れてしまうので注意が必要。
項羽を「今は未熟だが、磨けばいいものになる」だろうと考えている范増は、
ひとまず項梁軍に仲間いりすることに。
さしあたって、楚の懐王(かいおう/秦に滅ぼされた時の楚の王さま)の子孫を
連れてきて、それを担いで楚を復興してはどうかと献策。

項梁おじさんは范増の策を採用。
(詳しい説明はまとめの時にやります)
なんと子孫の居場所まで知っている范増。準備万端かよ。
お迎えは項羽が行かされます。
羊を飼ってる青年が寝転んでいるところに急にイカツイ奴らがやって来た。

彼が懐王の孫、ビシンくん。史記には「心」としか書かれてないので、心くんとします。
心くんは自分が王族だとは知らずに暮らしていたようで、ムスっとした項羽に(ぼっちゃんは
この策にはご不満のご様子)なんの説明もなしにかどわかされてパニック。
「ひ、羊が逃げる」とか言いながら連れて行かれてしまう。かわいそうに。

さてその頃、劉邦組では戦闘の真っ最中。
外に出て戦おうということで、沛を出て戦っている様子。
(明記はありませんが、たぶん薜/せつ、という場所を攻めています)

戦いに勝利して街に入った劉邦と側近ズ。
敵の首領がいる部屋へ。なんで逃げもせずに部屋にいるかは不明!

こいつは前に沛県を囲んだ秦軍を指揮してた奴だ。丁公(ていこう)さん。
「お前が抵抗したせいで多くの犠牲者が出た」
と、劉邦(りゅうほう)はすごんでみせますが、結局は逃がしてやるらしい。あらら。
「次に戦場で会ったときは、生死をかけて戦おう」
とか言って、丁公さんは出て行く。さわやかな顔してる場合じゃないんですよ、あなた。

さて、劉邦たちが外に出てるということは、誰が沛に残っているのか?
なんと雍歯に留守をまかせておりました。
でもなんか騒がしい。蕭何(しょうか)さまのお屋敷に乗り込んできた。

えー、雍歯は魏の周市(しゅうし)に呼応して、裏切りやがりました。
沛を乗っ取ったらしい。
「沛県は俺のものだー!」蕭何さまは落ちつきはらって、
「おまえは臆病者だ」タンカをきっていきます。
「俺は劉邦には負けん!来るなら来てみろってんだ!」と叫ぶ雍歯は、
「私を殺せ。そうすればお前を殺したいと思う人間がへる」と言う蕭何さまの
顔に唾をはいて、(万死に値するぞ雍歯!!コノヤローー!!!)
屋敷から出て行く。蕭何さまも沛県から脱出。
そういうとこは手薄だな。

沛から脱出した蕭何さまに雍歯の裏切りを知らされた劉邦。
(コイツは裏切られるのが大嫌いなので)怖い顔。
雍歯を殺そうと決意して、沛へ戻ることに。

沛では、雍歯の乗っ取り大作戦が遂行中。
ちゃんと劉邦の家族を人質として集め、引き返してくるだろう劉邦に備えます。
(暗くてよくわからないなぁ…右側に劉邦の家族がいます)

根性のすわった嫁、呂雉(りょち)はもちろん、
「誰のおかげでここまで来れたと思ったやがんだコノヤロー!」
ということを言ってケンカ腰。いいぞ、もっと言え。

ブチ切れた雍歯が剣を抜いて「ぶっ殺してやる!」とやる気になったのを
止めたのがこの人。審食其(しんいき)。
出た~でました。この人も主要人物です。雍歯の手下としてご登場。
「この者たちは、大事な人質です」
人質がいないと劉邦は好き勝手に攻め込んでくるだろうと言われて、雍歯は
しぶしぶ剣をおさめ、「人質を城壁に立たせておけ!」
というところで、22話はここまでです。
情勢が動いて多少説明がいるのですが、そこは地図のまとめ回で説明いれます。
けっこう、新キャラがでました。
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■項羽組
■范増(はんぞう)
今まで家にいて誰にも仕えず、奇策を立てるのが好きだというおじいちゃん。
御年70歳。元気だなぁ…。
項梁軍に参加し、そのうち項羽には「亜父(あふ/パパの次に大事やで的な意)」と
呼ばれるほどの信頼を得ます。
後半戦では項羽軍のブレーンはこの人しかいないのでは??という状態になり、
劉邦組から狙い撃ち作戦を仕掛けられたり。
なかなか苦労しますが、元気で頑固なおじいちゃんです。
■劉邦組
■審食其(しんいき)
雍歯のてしたとして出てきましたが、この人は元来、
劉邦の家族のお付きとして働いた人です。
今後、劉邦と家族は離ればなれになりがちですが、審食其はずっと家族側に
付き従うので、家族側、特に呂雉と深く関わっていくことになります。
あまりキャラが確立されていないようで、描かれ方は様々。
情けない男だったり、無色透明な感じだったり。この審食其はしっかりした男です。
流浪の生活を支え、晩年もいろいろやらかす人なので、個人的にはそこそこ
しっかりしててもいいのではないかと思う。今後もキリキリ働きます。
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もうひとり、心くんが心キャラですが、この人は<懐王>として
着飾った状態で出てくるので、その時にご紹介。
役者さんもその時にまとめてご紹介したいと思います。
さて、トラブルメーカー雍歯、最後の大トラブルということで、
「ここをキャンプ地とする!」
と決意していた劉邦はあっさりキャンプ地を奪われてしまいました。
家族も人質にとられたし。(苦労の絶えない家族…)
どうなることやら。