はじめに。お知らせ。
kindleで描いては出しているマンガの
『召喚獣士の学校』3話が
出ました。
kindle unlimitedの会員の方は無料の
読み放題となります。
コチラから→
kindleハタ文庫
3話がでたので記念の
キャンペーンを行います。
■10月7日~10月11日まで
・1話無料
・2話67%OFF
となりますので、この機会にちょいと
のぞいていただけますと嬉しいです!
(※追加
このキャンペーンはamazon.co.jpは
対象外でした!ややこしくてすみません。
.comご利用の方は割引になるようです)
では本題。
9月も矢のように過ぎ去ってしまいましたが、
出だしのスパートがきいたのか9月の鑑賞本数は
6本となりました。
よくこんなに観たなぁ…。
おかげで体力を奪われて10月あたまは
ふらふらしています。
(PCパニックで狂ったスケジュールをカバーした
無理がたたっただけ)
本数が多いのでなるだけさくさく書いて
いきたいと思います。
TENETだけはネタバレなしで書くのが困難なので
未見の方は飛ばしてくださいね。
■1本目
『パブリック 図書館の奇跡』
エミリオ・エステベスが製作、監督、脚本、主演を務めた
ヒューマンドラマ。
オハイオ州シンシナティの公共図書館のワンフロアが
大寒波の影響により市の緊急シェルターがいっぱいで
行き場をなくした約70人のホームレスたちに占拠され―。
というお話。

えーこれ最高でした。
先月の記事にも少し書きましたが。
主人公はなんだかんだで占拠に
巻き込まれというか、首謀者として
扱われて図書館を囲む警察との
交渉役になってしまうという流れ。

職員もホームレスの人たちもそれぞれ個性的で
それぞれの考え方や人生があり、
それが少しずつ明かされながら、淡々と社会問題や
人生が描かれます。
押しつけがましさはないのに静かに心に
響く作品でとても好みでした。

クリスチャン・スレイターのやな奴感もよかったな。
検事で次の市長選に立候補している関係で
点数稼ぎもふくめてあれこれと立ち回ります。
<法の裁き>を受けるべきであるという
強い主張で突き進む。
道路に寝かされるのよかったな。

アレック・ボールドウィンもいた。
警察の交渉人だったけどちゃんと
仕事してたかは不明。
それよか息子さんの話の方が比重が
大きかったかな。
いろんな立場の人々の側面から
少しずつ社会問題を浮き出させている
感じでした。
まーとにかくよかったです。
あと
「やっぱり本はいいよね…」という
しみじみした気持ちになって帰り道で
本屋によってホイホイ買い物をして帰りました。
■2本目
『ブックスマート』
俳優オリビア・ワイルドの長編監督デビュー作。
高校卒業を目前にしたエイミーと親友モリーは
勉強のために犠牲にしてきた時間を一気に取り戻すべく、
卒業パーティへ繰り出すことを決意して―。
というお話。

これもまたよかったです。
次世代ティーン映画の代表になりそうな作品。
これが…Z世代か…!!(ここミレニアム世代と間違えて書いてました…)
という感じで、今までのティーン映画が積み上げてきた
<定番>みたいなものはすべて払拭されました。
・太って自信のない女の子
・アメフトのスター選手がチアのリーダーと
付き合っててイケイケ
・ダサいといじめられる子がごみ箱に捨てられる
などなど。
いっぱいあるのですが。
わたしはこの手の<定番>が苦手だったので
この映画は観ていて本当に心地よかった。

子どもたちはみんなそれぞれの個性を
大事にしていてそれを主張することに
ためらいもない。
(この高校がなんやかんやエリートの
集まりだからというのもあるのかもしれない)
なにか言われても言い返すしリカバーも早い。
主人公の2人もとても自己肯定感が強いし
お互いに褒めあうし
(ファッションを褒めあうとこがとてもカワイイ)
「わたしなんか」と片っぽが言った時には
「わたしの親友をひどく言わないでよ」
ともう片っぽが怒ったりする。

たとえばみんなに
「ちょっとイタイな…」と思われてる子も
いるのですが
「お金で釣ろうとするのがイタイのだから
そんなことはやめればきみ自身を好きに
なってくれる友達ができる(意訳)」
ような回収もあるし、
なんだかいろいろ優しかった。

カメラワークや演出もよかったです。
選曲もいいし俳優たちもイキイキしてた。
仲良しの女の子が2人で
「どうひとりでヤッてるか」という話を
さらっとするのもよかった。
今までことさら隠していたことや、
変に強調されていたことを
いっぺん平らにして今の世代の子供たちを
描いた(のではないかと感じた。なにせ
わたしもZ世代をよく知らない)
作品で素晴らしかったと思います。
うーんオリビアさん俳優としては知ってたけど
こんな才能があったとは。
次の作品がたのしみです!
まずい。
長くなってる。
前後半に分けよう。
ということで、
これはサクっとやっときますね。
■3本目
『TENET』
クリストファー・ノーラン最新作。
第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう
主人公を描く物語。
映画の中で
「考えるな、感じろ」と言われる通り
「もうなんとなく感じるしか手がないぜ」
といった映画でした。
ノーランだしさもありなん。
しかし爆発的にヒットしているし
映画館が再開してからの起爆剤として
いい位置付けになったなぁと思います。
あと
「スパイ映画がやりたいの!」というノーランのはしゃぎがすごかったです。

エリザベス・デビッキは相変わらず
美しいし腰の位置が高すぎたのですが
『ジェニーの記憶』でも感じた奇妙な
人間っぽさというのか、いい雰囲気が
あるな~(語彙力)という気持ちで
見られてとてもよかったです。
なんかまわりが変な人たちばかりだったし
それもあるのかもしれない…。

えーテネットはネタバレなしで書くのが
難しいしわたしはそこまでぐっときては
いないので箇条書きにしようかなと
思います。
・時間をいじられるのがそもそも好きではないので
あまり乗れなかった(しかも完全に閉じられた世界の
話で未来に希望もなにもない)
・ニールがカワイイのは彼が物語的に完成してる人間で
あるせいもあると思うのだけど
(黒幕に送り込まれている時点で自分が終わると
わかって動いているだろうし。自分が死ぬ時は
主人公が決める的な話の時に笑ってたし)
映画が終わった時点でやっと「始まる」主人公の
空虚さがすごくて
この2人に何かを感じるのは無理がござる、と思った。
・ニールはかわいい。もちろん。
主人公の空虚な目がすごい。おまえなに考えてるの?
・観終わったあとで「これはニール終わるとわかった上で
何年逆行してここまで来たんだ?
ひどすぎる。ひとりで何年も逆行し続けるのは
無理だろう。息もできないらしいし?
せめて空虚ヤロウも一緒に来てないとブチ切れそう。
その後ニールの正体についていろんな推測を聞きましたが
あまりにひどい犠牲というのか、過酷すぎて
腹がたってしまって正体なんかどうでもよくなってしまった。
・撮影はすごい。さすがノーラン。
ただ「なぜこんなことを?」「え、ほんとにそうなの?」
「え、でもおかしくない?」などを全部棚上げしなくては
ならないため最終的には
「オペラんとこが1番好き」に落ちつく。

・そのエスプレッソなんで頼んだの?
絵画があるのに液体はやめなよ。
(なにかの映画のオマージュかな…とまで考えて
考えるのをやめた)
・飛行機どーん!やる必要あった?
(でもどーん!の撮影はすごかったしわくわくした。
これが必要性なのか…。スパイ映画にはよく
感じることなので置いておこう…)
・あそこのさ…(以下略)
ということで、話題の尽きないテネットでした。
ロバート・パティンソンの俳優的魅力が
素晴らしかったのでバットマンの新作が
とても楽しみです!!
だめだ。長い。
ここまでで半分です。
長すぎるので後半はまた後ほど。
後半には
「これは今年のベストに入るな…」
と感じた映画が2本もございます。
9月も豊作だったなぁ~。
ひとまず、グザヴィエ・ドランの監督作を
今まで見逃し続けて本当にすみませんでした。
という気持ちです。
大好きな部類の監督であった……猛省。
あー深く反省しています。
過去作を今からでも劇場で観たい…ううう。
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